真言宗 共生庵

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2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

懐が深い

先日、座禅を指導した方から 「空海さんは、絶対にこうでないといけない!って、決め付けていない印象があって、そういう所がとても好きです。」と言われました。 仰る通りかと思います。 それは、弘法大師空海が、中国より持ち帰った曼荼羅にも示されている…

否定ではなく肯定で

何度やっても集中出来ないときに「こんなことではダメだ!」と思ってしまいませんか。 日常生活や、仕事などの場面でそう思ってしまうこともあるかもしれません。 思ってたように作業出来ず効率が悪かったり、気合いが空回りしたり、些細な失敗で「こんなこ…

変化と体験

馬頭観音様を信仰し、お祀りするようになってからは、動物との距離感が縮まったと感じます。 仲良くなる、というより、我々と同じ「生き物」という感覚、目線が合うという感覚が、より鮮明になったというイメージです。 私は霊感の類は持ち合わせていません…

霊符について

霊符を書くに当たっては、結構細かな決まり事があります。 道具や墨なども指定があり、他に金泥(きんでい→純金の粉末)なども必要。 なかなか揃えるのも大変です。 また、いきなり書ける訳ではなく、禁食や禁忌などを守り、準備期間があります。 書き始める…

当庵の仏様 鎮宅霊符神様

当庵でお祀りしている仏様の中には、鎮宅霊符神様がいらっしゃいます。 鎮宅霊符神様は、飛鳥時代に日本へ伝来したとされています。 その名前の通り、霊符を司どる神です。 霊符とは、独特の模様(絵のようであったり、漢字のもの、記号のようなものなど様々…

座禅・瞑想

日々の修行に瞑想を取り入れています。 長い時間、瞑想すれば良いという訳ではなく、短い時間だとしても、毎日することが大切です。 宗教的な修行としてのイメージはありますが、様々な分野で瞑想の効果は認められ、 マインドフルネスという形で幅広く認知さ…

ご祈願が実を結ぶために

国家試験を受験するに当たり、合格祈願の御祈祷をされた方から、合格のご報告がありました。 馬頭観音様にご加護を頂けたのと同時に、当人様の多大な努力の結果です。 祈祷のあとに良いご利益を頂くためには、努力などプラス要素が必要です。 時に奇跡ともい…

当庵の仏様 地蔵菩薩様②

地蔵菩薩様のご利益は、書ききれないほど沢山ありますがいくつか紹介します。 例えば… 死者を供養するときは、地蔵菩薩様をお祀りして、心を尽くして拝むことで、死者もその施主も莫大な福を得ることが出来る。 地蔵菩薩様を念ずれば、罪業が滅して成仏出来…

当庵の仏様 地蔵菩薩様

当庵の御本尊様は馬頭観音様ですが、他にもお祀りしている仏様がいらっしゃいます。 そのお一人が地蔵菩薩様です。 地蔵菩薩様は、梵名をクシティガルバ といいます。 クシティは大地を意味し、ガルバは胎内を意味しています。 大地は命を育む。 差し当たり…

布施行② ご利益に繋がる行い

徳(功徳)とは、善い行いによって積まれていきます。 それは、後々自分に返ってくるポイントのようなものです。 積めば積むほど、幸せになれる「ご利益」があります。 徳を積むことは、とても簡単かつ単純。 前回の記事に記した布施行は一番簡単です。 誰に…

布施行① 徳の高い行い

仏布施(ぶっぷせ)を作りました。 仏様にお供えするものですが、中身は紙を9枚三つ折にしたものが入っています。 昔は絹の布を包んでいたのですが、今は紙を代用品として包みます。 お布施は、元々「布を施す」が由来しています。 現代のお布施といえば、お…

本尊 馬頭観音様について②

馬頭観音様は、ヒンドゥー教の最高神の一人であるヴィシュヌの神話に起源があるとされます。(諸説あります) 梵名をハヤグリーヴァといい、名を訳すと「馬の首」となります。 梵名とは、インドでのお名前と考えて頂いて差し支えありません。 チベット・中国…

本尊 馬頭観音様について

当庵の本尊は馬頭観音様です。 馬頭観音様は、観音の名を冠している中では珍しく火焔を背負い、唯一怒りの表情をされている仏様です。 そのため観音様でもあり、不動明王様をはじめとする明王様にも属しています。 像容が多くあり、身体の色や持ち物、腕や顔…

人や動物(ペット)、種族にとらわれないお寺

はじめまして。 共生庵(きょうしょうあん)道場の古武裕祥と申します。 私ともう一人の僧侶と2人で当庵を開きました。 当庵は馬頭観音様を御本尊とし、地蔵菩薩様や鎮宅霊符神様、不動明王様をお祀りしています。 人や動物、種族に隔てなく祈りたいという思…