真言宗 共生庵

人 動物 ペット 共生 平等利益 祈祷 供養 共生庵(きょうしょうあん)無断転載禁止

座禅・瞑想

日々の修行に瞑想を取り入れています。

 

長い時間、瞑想すれば良いという訳ではなく、短い時間だとしても、毎日することが大切です。

 

宗教的な修行としてのイメージはありますが、様々な分野で瞑想の効果は認められ、

マインドフルネスという形で幅広く認知されていきました。

マインドフルネスは起業家やアスリートも取り組まれています。

また認知症や、精神的な疾患などにも効果があるとされ研究が進んでいます。

 

以下に、簡単な瞑想の仕方を紹介します。

 

姿勢は何でもいいです。

立っていても、横になっていても、座っていてもいいです。

また、座るのも椅子でも座布団でも、どこでも、どんな座り方でもいいです。

足を組んだり、手に印(いん)を結ぶことも特には必要ありません。

リラックスした姿勢で行なってください。

 

目を閉じて、背すじは伸ばしすぎず。

頭が首に乗っている感じです。

 

肩の力を抜いて、可能な限りリラックス。

 

アゴを軽く引いて、息をゆっくりと鼻から吸って鼻から吐きます。

 

息は5秒で吸って、5秒で吐く。

これを頭の中でカウントします。

 

終了時間がきたら、頭の中で「そろそろ瞑想を終わります」と呟いて、目を開ける。

 

これだけです。

 

タイマーで5分計るなど、電車の一駅の間など、いつでも出来ます。

仕事の合間や、朝の清々しい公園、寝る前の布団の中など、どこでもできます。

 

瞑想中に、カウントする以外に、何か考え事してしまったら、考え事していることに気が付いてください。

そして、思考について行かないように、「あ、考え事してる」と気付いてカウントに意識を戻します。

 

1日の中で5分でもいいので、瞑想をしてみてください。

意外にスッキリします。

 

【注意点】

どこでも出来ると言いましたが、お風呂の中、車の運転中などは危ないので、命の危険があるような場面での実施はお避けください。