お祓いではなく感謝
家のお祓いをして欲しいと依頼がありました。
詳しくお話を伺ったところ、家を取り壊してそこにマンションを建てるとのこと。
家を壊す前に「お祓い」をする方が良いと、占い師的な方から言われたそうです。
その後もなんだかんだとあり、縁があって当庵に依頼されました。
何か不吉なことが起こっているとか、怪異な不幸が起こった等あったかお聞きしたところ「そういうのは特に無い」とおっしゃいます。
占い師の方がどういうことを目的で「お祓い」と仰ったかは分かりませんが、私は今回のケースでは「お祓い」には当てはまらないと考えました。
むしろ、今まで住まわせてくれた土地と、命を育んでくれた家に対しての「感謝の法要」の方が適切だと思います。
その旨、施主様にもご説明し、納得していただきました。
当日、現地を訪ねて見て回っても建物や土地に特に問題はなさそう。
古木などもなく、難しい対応も必要ありません。
施主様とご挨拶して、法要の趣旨と心構えを説明しながら思い出なども伺いました。
素敵な話が沢山あって、とても良い家でした。
笑顔が沢山溢れる法要となりました。
やはり密教はこうでないと。

七夕の御縁日
本日は七夕であり、かつ鎮宅霊符神様の御縁日。
当庵では、七夕の御縁日に何か特別なことはしていません。
粛々といつもの如く。
鎮宅霊符神様をお祀りしているお寺や神社では、前日の7月6日の夜中から「お籠り」をして法要や神事を行っているところもあります。
当庵を開創する前に、大阪にある鎮宅霊符神様をお祀りしている神社で七夕の特別な霊符を授かりました。
本来は、7月6日から夜通しでお籠り参拝をした人にしか授与されないものですが、特別に授けて頂きました。
1枚1枚丁寧に刷られたものです。
少し透けて見えていたのですが、当庵で作成するものとはまた種類が異なります。
「こういうものもあるのか」と有り難いものを頂いたという喜びと併せて、大変勉強になる思いでした。

20歳を超えることが出来た
当庵でご祈祷をしていた猫が遂に20歳を超えました。
この子は数々の病気を繰り返していました。
「もう一生治らない」という病気にかかり、余生は薬を飲みながら過ごす日々。
おやつも食べられない。
食べることが大好きな子だっただけに飼い主様は大変ショックだったとのこと。
そんな中で当庵とご縁が出来て「健康長寿」の祈願を致しました。
一年後に血液や画像など様々な検査をしたところ完治したそうです。
奇跡が起こったと飼い主様も驚いていましたが、そのあと再び別の不治の病に。
みるみる痩せていき、歩くこともままならない状態になったそうです。
病院にかかったときには「生存確率は30%」と言われたとのこと。
決して高くない確率に、大変な緊張感だったそうです。
このときも当庵に連絡があり、「病気平癒」のご祈祷を致しました。
懸命な治療の末に、何とか命の危機を乗り越えることが出来たとのことでした。
その後も治療を続けた結果、半年後には再び病気が完治。
2回目の奇跡が起こったときは流石に私も驚きました。
これからも幸せに長生きして欲しいものです。

塔婆を見て
今年も半分が経とうとしています。
早いものです。
年2回は大掃除をしています。
半年に一回、という感じです。
掃除をしているときに、何気なくお地蔵様の前に並んだ塔婆を見ていました。
当庵では、ご供養するときに塔婆を書いて拝みます。
拝み終わったあと、すぐにお焚き上げには出さず、お地蔵様の壇の前に並べて年内はお経を聞いてもらっています。
沢山の種が一緒に並んでいる塔婆を見て、共生庵らしさを感じておりました。
人も動物も一緒に並びます。
そこに差別はないのが当庵の考え方です。

19歳の猫の供養
猫の供養をしました。
この猫は、19歳で飼い主様に看取られて亡くなったとのこと。
「自然のままに最期を迎えて欲しい」ということで、積極的な治療や投薬などは行わずに自宅で過ごしたそうです。
食事や水分がまったく口に入らなくなって2日経過し、眠るように静かに息を引き取ったとのこと。
飼い主様は「寂しいけど、見送れたから良かった」と仰っていました。
暫く(1日程度)は火葬せずに自宅で過ごすそうです。
飼い主様は来れないけど、当庵で遠隔の供養を希望されました。
すぐに馬頭観音様にお取次ぎし、火葬の際に一緒にお焚き上げしてもらう用に御札を作成。
火葬に間に合うようにお送り致しました。

鳥のご祈祷
以前に卵詰まりを起こした鳥のご祈祷をしました。
あとあと命の危機を迎えたけれども、何とか命を取り留めて順調に快方に進んでいたと連絡があり、こちらも安心していました。
しかし、再び発情してしまったと連絡がありました。
また卵が詰まってしまい、命が危険にさらされるかもしれないという恐怖。
そして緊張感が強烈にあるとのこと。
卵詰まりは産道に卵が留まってしまって産卵出来ない状態のことで、命に関わる大変危険な状態。
内臓や諸器官を圧迫して、数時間で死に至ることもあります。
メスの鳥は常にそのリスクがあるそうです。
以前の命の危機からひと月くらいしか間があいてない。
まだ身体からダメージが抜けきっていない中で発情が始まってしまったことに、強いショックを受けていらっしゃいました。
発情抑制のために食事量のコントロールや、獣医と相談しながらホルモン剤なども活用してたそうです。
それだけ努力してただけにショックも大きいのでしょう。
「詰まらないで自力産卵出来るように」と、ご祈祷を申し込まれました。
どういう形にしても、産卵が確認出来るまで続けてほしいとのこと。
お申込み頂いてから、毎日修法で祈願のお取次ぎをしていました。
本日、「無事に自力産卵出来た!」と連絡がありました。
良かった!
鳥ちゃんもよく頑張ってくれました。
飼い主様も、二週間振りに緊張が解けてホッとしたとのこと。
ゆっくり眠れると仰っていました。

おまじないをお授け
愛犬の看取りをした方から、毎月ご供養を申し込まれています。
この方から近況の報告があり、ご身内の方との関係で悩んでいるとのことでした。
些細なひと言に嫌悪や怒りを覚えてしまうとおっしゃいます。
よくある話ですが、御本人からしたら切実な問題です。
密教僧の立場としてアドバイス。
また、それと合わせて簡単な「おまじない」をお授けしました。
それは怒りを鎮め、気を整える効果があります。
やり方は本当に簡単。
身体の周りにある空気を手で流すようにするだけです。
頭に上がった気を下ろして、地に流すという感じ。
1週間くらいして、御本人から連絡がありました。
「おまじないを教えてもらって早速実践したんですが、次の日に吐き気が強く現れて吐いてしまいました」とのことでした。
吐いたあとは「嘘みたいにスッキリ」とおっしゃいます。
身体に溜まってた悪いものを外に出せたような感覚と話しておられました。
気が整って、デトックスされたかもしれません。
今は穏やかな気持ちで過ごせているとのことです。
