金木犀の香りが漂います。
近所の植え込みや、公園などに金木犀が植えられています。
少し前からほのかに香っていましたが、いよいよ風にのってきています。
鎮宅霊符神様がお好きな花で、金木犀のお茶や桂花陳酒などお供えしています。
普段はあまり窓を開けて拝むことはしないのですが、鎮宅霊符神様にも金木犀の香りを感じて頂きたいので今日は窓を開けて拝みました。
いつもより更に機嫌がよろしい感じがします。
因みに、仏様は基本的に「仏像」や「図絵」などで祀られています。
僧侶は、単なる像や絵ではなく「生きた仏様」として認識しています。
それもあって、やはりお供えするものなどは「大切な存在である方が喜んで頂けるもの」を選択します。
その時節に応じて、季節の旬のものだったり初物だったり。
高価でなくてもいいのです。
今月は今が旬の「柚子」を用意しました。
地域にもよるでしょうが、黄色の柚子は10〜12月が旬です。
鎮宅霊符神様には更に「柚子酒」も酒器に供えています。