心が疲れている状態が長引いた場合、心の病になってしまうことが多くあります。
その状態になってしまうと、ご祈祷で何とかするのはかなり難しい。
理由はいくつかありますが、1つは「自ら不幸になろうとする」傾向が強いのです。
「頑張る」ということに疲れてしまっているため、「自分が悪い」と結論付けてしまいがち。
それが一番楽なんです。
自分のせいにしてしまえば、色々悩む必要はない。
心が疲れてしまっているので、楽な方に進んでしまい、かえって自分を余計に追い詰めていきます。
そうなると、あらゆるものをシャットアウトしてしまうので、いくら祈っても効果がなくなってしまいます。
ほんの少しでも「ここから抜け出したい」と思ってくれるなら、まだ効果は期待出来るのですが。
本人が願ってもないなら、効果が無いのは当然です。
この手の方のご祈祷は「周囲のサポート」が必要不可欠。
本人が「抜け出したい」と思えるように、包括的に取り組んでいかなければなりません。