真言宗 共生庵

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どちらでも

真言宗密教)の修法には、神分というパートがあります。

日本に存在するあらゆる神様を供養するパートです。

 

仏様だけではなく、元々あった神様への信仰にも重きが置かれています。

 

その時に唱えられるお経は般若心経。

神様には般若心経が良いとされます。

厳密に言うと、「般若経典」が良いとされているのです。

それは、あくまでも密教的な解釈です。

 

また、神社などへ参拝に行った際にも、般若心経をお唱えして問題はないとされています。

神社で唱えるときは、出だしのお題目「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」の「仏説」は唱えないとか、色々な情報が流布していますが、統一の決まり事ではありません。

ハッキリ言うと、唱えても問題はない。

 

神式で拝むか仏式で拝むかも、その人次第です。

私は基本的には仏式で拝みます。

つまり、二礼二拍手一礼はしません。

 

しかし、それも別にこだわってはいません。

あくまでも基本的に、です。

その時その時の同行者にもよるし、空気(気配)にもよります。

 

結局のところ、どちらでもいいのです。

敬意を払い、心から祈るならば。