鳥の雛が、道に冷たくなった状態で倒れていました。
目も開いてないようで、本当に産まれて間もないのでしょう。
触れても冷たく、身体も固くなっていたのでそれなりの時間が経過していたと思われます。
周囲を見ても、巣も見当たらないし親鳥もいません。
もしかしたら、他の大型の鳥に連れ去られ、途中で落ちたのかもしれません。
そういう生命の営みは、自然の摂理。
そこに同情や哀れみはありません。
しかし、不憫なのは「アスファルトの上でで生を終える」ことです。
それでは自然に還れない。
恐らくゴミとして「処分」される。
拾い上げて、共生庵に連れて行きました。
花で供え身を飾り、水と食べ物を供えて、馬頭観音様の御尊前で供養致しました。
正しい輪廻の輪に入り、次の「生」が幸福に満ちて全うされるよう祈念。
馬頭観音様のお光に包まれて、素直に上がってくれます。
私の独り善がりかもしれませんが、何となく「幸せそう」に見えました。
また御縁があれば、次の「生」で会えたら嬉しいです。