先日お迎えした歓喜天様と深い関係にある十一面観音様。
歓喜天様を拝むに当たり、十一面観音様も拝むのは大事な意味があります。
十一面観音様は、行者(僧侶)には厳しいで有名な仏様。
修法を行じた経験は無く、この度初めて拝みました。
感触としては…「大変厳しい」の一言です。
想像してた厳しさとは別の種類でした。
「なかなか感応してくださらないのかな?」と、イメージしてたのですが、割とすんなり感応してくださいました。
「良い感じ」と思ったのも束の間、「数々のお試し」ともいえる感覚に。
拝んでいて辛い。
これは、想像以上。
初めて拝むときは、通常より作法が増えるので少し長くなりますが、沢山の「お試し」を頂いたということもあって、かなり長くかかりました。
ひとまず、1000座拝むのが1つの目安。
本来は、歓喜天様の特殊な供養法を行なう為に課せられるもので、これにより「行者としての資質」を試されるとも言われます。
当庵ではその供養法をする予定はありませんが、十一面観音様に資質を磨いて頂きたく行なうこととしました。
自分で決めたこととはいえ…気が遠くなりそうですが、1000座を超えたときにどんな感覚になれるかを想像すると楽しみでもあります。