今日は歓喜天様の御縁日。
全国的に認知されている歓喜天様の御縁日は1日と16日。
1日、16日は湛海という昔にいらっしゃった偉いお坊さんに深く関係している日。
この方が歓喜天様の信仰に多大な影響を及ぼした為に、両日が御縁日として周知されるに至りました。
当庵では2日、8日、15日の3日が歓喜天様の御縁日です。
1日、16日。
2日、8日、15日。
実際、どちらが本当の御縁日か。
今となっては、どちらも「本当の御縁日」でしょう。
いわゆる集合(共同)意識というやつです。
多くの人たちが、共通の意識や認識を持ち続けることで「現実」となります。
「常識」も同じようなものです。
多くの人にとっての集合意識が「常識」と形付けられます。
そして、それは「誰もが同じ理解をしているもの」と扱われます。
しかし、その「常識」は絶対正義では無いかもしれない。
「是か否か」は、本来的には簡単には決められないものです。
互いの言い分、その他の要素や場面、状況など色々組み合わせて考えて判断が必要です。
一方的に間違っていると否定したり、断罪することは大変残念な行いだと思います。