真言宗 共生庵

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無常のもの

本日から春のお彼岸に入りました。

 

お彼岸のアレコレは過去にも書いたことがありますが、この期間の意義や意味などはまだまだ世間には浸透していません。

法話などでそれらを語ると、結構「知らなかった」という反応を頂きます。

 

お彼岸の真ん中に当たる日が、あの世とこの世が最も繋がりやすい日。

それが春分の日に当たり、今年は「20日」になります。

春分の日は毎年21日ですが、うるう年なので一日ズレています。

 

天文計算上、春分秋分が同じ日付になっていますが、星の営みも「永遠」ではありません。

無常のものですから、年を重ねると変化していきます。

そのため、西暦2800年代には春分秋分は現在とは2日くらいズレてくるようです。

 

その時にはどんな生活を送り、仏教や密教はどのようになっているのか。

 

100年後には「途絶えている可能性がある」という方もいてます。

このままの流れに乗っているだけでは、そうなってしまうかも。

悲しいかな否定は出来ない。