真言宗 共生庵

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光明真言

真言宗では、光明真言をよくお唱えします。

 

数ある真言の中でも、オールマイティーな力を持っていて唱えやすい。

 

「オン アボキャ ベイロシャノウ マカボダラ マニ ハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン」

 

この真言は、密教の最高仏である大日如来を中心に、不空(ふくう)成就如来、阿閦(あしゅく)如来、宝生(ほうしょう)如来阿弥陀如来の五仏の力を頂けるものです。

 

ざっくりと超訳すると、この五仏に「光を放って良いエネルギーを降り注いでください」とお願いする内容になっています。

 

供養の場面に唱えられることが多いイメージですが、この真言には亡者の罪を浄化してくれる力があることと、良い輪廻に進めることが出来る力があるためです。

 

また、祈祷の場面でも色々な効果を発揮します。

・病気平癒

・開運厄除

・商売繁盛

などなど。

 

五仏のご利益をそのまま頂ける真言ですから、書ききれないくらいです。

 

しかし、この真言の根本的な力は「滅罪」にあります。

現在生きている存在は、過去世から沢山の罪を犯して業を背負っています。

 

それらの業による障りは、願望実現を妨げる原因の1つになります。

また、体調不良や運気の低下などを招くとも言われています。

霊障などにもこの業が関わっているとも。

 

あまり語るとオカルトになってしまいますが、私もある程度は事実と考えています。

 

この真言を唱えることで、それらの業による障りが浄化されていきます。

つまり、願望実現を阻害してたものが消えてしまうということ。

 

とても有難い力を持っています。

 

また、この真言で加持した「土砂(土砂といっても、砂漠の砂のようにキメの細かいサラサラの砂です)」は、不思議な力を宿しています。

 

難産のときにお腹にかけると安産に変わるとか、魔除けになるとか。

あとは、実際に私も体験しましたが「死後硬直が解ける」というもの。

 

前に、猫を供養した際のこと。

足が伸びた状態で硬直していました。

硬直と取る目的ではなく、良い輪廻に進めるようにという目的でしたが、この砂を遺体に振りかけたところ、硬直が解けたということがありました。

 

その場に居合わせた一同、ただただ驚いて目が点になっていました。