真言宗 共生庵

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真言は唱えていいものなのか

昨日は光明真言について書きました。

補足の意味も含めて、もう少し加筆します。

 

密教については色々誤解があるようで、ネット界隈には「光明真言は一般の人は唱えてはいけない」などの書き込みがチラホラ見えます。

 

悪いものを引き寄せるなど、書いてありました。

 

そんなことはまずありません。

五仏のご加護があるので、むしろ「大概の悪いもの」なら浄化してくれます。

 

手印を結ぶことは、一般の方はしてはならないのですが、それが拡大解釈されているのかもしれません。

唱えてマズい真言は、そもそも一般の方には公開されていません。

 

ただ、出来れば真言密教僧から授かることが確かにオススメです。

唱え方や、その時の注意点など指導が可能なので。

 

光明真言をはじめ、真言の殆どは気軽に唱えて良いものです。

鼻歌のように、日常の中で不意に出てくるようになってくだされば嬉しいですね。

 

通勤の5分、料理をしながらの5分、瞑想の導入にも。

また、お仏壇やお墓の前。

色々「使える真言」です。

 

浄化に使うなら、しっかりと心にイメージを持つ。

空間の浄化なら「この空間が五仏の光で綺麗になる」とか。

自身の浄化なら「私の中の黒い霧が、五仏の光で晴れていく」など。

 

実際、鬱病の方が毎日唱えることで症状が改善したという話も聞きます。