今日は御縁日につき、特別丁寧な作法で拝みました。
真言密教では、仏様に目の前まで降りて頂いてお作法をします。
霊感などが敏感な方は、実際に来ているのが見えるという話も聞きます。
私には見えません。
そのため、初心の頃は「本当に来てくださってるのか?」と不安になっていたこともあります。
師匠に、その不安を話した際に「間違い来られています。」と断言されました。
当時の私はあまり理解出来ず、「いやいや、とは言いましても…」と心の中でつぶやいていました。
しかし、今は師匠と同意見です。
間違いなく来られています。
不安を持っていた私は、来られているかどうかにこだわってしまって、執着となってしまっていたと思います。
執着を捨てて、そういうものだと理解したときに、ようやく祈祷や供養に力が増し、感覚も鋭くなったように感じます。
見えないながらに、その存在を感じるようになりました。
他にも、直感のようなものが働くことも頻度が増えました。
不思議ですが、有り難いことです。