当庵では、気功を取り入れた座禅指導を行っています。
今のところ、出来ないという方はいらっしゃいません。
目指すところは「座禅・瞑想は一人で出来る」という状態です。
自宅などで、セルフケアの一環として、座禅・瞑想をして頂き、時々集団でセッションを行うというのを理想的としています。
普段の生活に活かされてこそ、宗教であると考えており、ここに来ないと出来ないということは、極力少なくしています。
依存させてしまっては、宗教がカルトとなります。
「これがないと生きていけない」と、言わせてはいけない。
それは依存であり、自立してるとは言えません。
私は、人が自立して生きていくことが、宗教の目指すところではないかと考えています。
自立は「一人で生きていくことが出来る」ではありません。
「誇りを持って生きていくこと」だと思います。
その為に誰かに頼ってもいいし、道具を使っても良い。
大事なのは、自分で考え、自分で決めて、自分らしく生きていくということです。
その生き様を支えるのが信仰です。
信仰が、生きる目的になっては行き過ぎです。