今日は節分。
立春を新たな年として節を分けるため、今日は大晦日に当たります。
正月のお代わりのようなイメージです。
なので、お節料理として「恵方巻き」。
これも意味があって食すものですが、最近は意味を度外視して見た目の華やかさや具材の高級さを重視しています。
某大手商業施設では、一本一万円の恵方巻きが販売されていました。
諸説ありますが、元々は関西発祥とされていますが成立時期は不詳です。
大正にはあったとかなんとか…。
全国的に広めたのは、何とセブンイレブン。
1989年だそうです。
私は子どもの頃からこの風習で育っていたので、それが関西限定と知ったときは驚きました。
歳神様のいる方角を向いて、切れてない太巻き寿司を食べます。
具材は本来的には「七種類」とされています。
七福神に因んでいます。
地域によっては「年越し蕎麦」もこのときに食べるそうです。
当庵でも馬頭観音様に恵方巻きをお供えして、お下がりを頂きました。
新たな年がやってきます。