真言宗 共生庵

人 動物 ペット 共生 平等利益 祈祷 供養 共生庵(きょうしょうあん)無断転載禁止

後悔

身近な存在を亡くしたときに、「もっと何か出来たのではないか」と後悔することは少なくありません。

 

気持ちは痛い程理解出来ます。

 

でも、それはもうどうしようもないことです。

冷たいように聞こえますが、それは絶対的真理です。

時間は戻らない。

「今」の連続の中に生きているのが我々です。

 

過去の後悔は、未来に繋げるしか方法はありません。

それでも振り払えない後悔があるなら共に生きるしかない。

 

悲観して、後悔に呑まれて自分を追い詰めてはいけない。

それでは誰も幸せにならない。

 

亡くなったからといって、出来ることがない訳ではありません。

出来ることは沢山あります。

「生きていないのに、今さら意味がない」なんてことはない。

亡くなった存在にも、生きている我々にも大きな意味をもたらします。

 

自己満足としか思えないとしても別に良い。

故人が満足してるかなんて、目に見えないことなのですから証明しようもありません。

 

それでもやってみる方が良い。

いつか、意味が繋がるときがきます。