年末年始に向けて、お正月用の飾りや鏡餅などが販売されています。
寺院にもよりますが「切り絵(干支をあしらった切り絵)」を配るところもあります。
名称は統一されていませんが、高野山にいてるときは吉祥宝来(きっしょうほうらい)と言っていました。
切り絵はしめ縄飾りの代わりです。
高野山は標高が高く、気温も低いので稲が育ちにくかったため、藁が無かったそうです。
そのため、切り絵をしめ縄飾りの代用としていたと聞いたことがあります。
しかし、紙なので外には貼れません。
玄関の内側や床の間、台所や居間などに貼っておきます。
あとは、仏間や神棚に貼ることも珍しくはありません。
しめ縄は、正月限定のイメージですが、縁起物として年中貼りっぱなしで構いません。
年末に貼り替えるのみです。
お寺で配られている他、高野山でも購入は出来ます。
多分、仏壇仏具店などでもあると思います。
個人的には、これを貼ると家やお寺が華やぐ感じがして好きです。