生き物を殺めてしまう夢を見たと話される方がいらっしゃいました。
その内容から「自分がこんなに残酷な人だったのかとショックを受けた」と話されていました。
夢は様々なものを反映します。
この方は、すべての存在に博愛的な思想をお持ちです。
間違っても無闇に命を奪うことはしません。
なので、この夢は「無闇に命を奪うことのない世界であってほしいのに、そうならない現実」が投影されているのではないかと思います。
昨今の世界情勢も命の奪い合いが続いています。
それらは嘆くことではありますが、歴史の中でも頻繁に繰り返されます。
ある意味の自然の摂理にも似ているかと思います。
また、幼い子どもが無邪気に虫の命を殺めることも、当たり前のように起こります。
過去、同じように虫や動物の命を奪った経験のある人は少なくありません。
それらの出来事はとても悲しいことですが、命の重みを知ることにも繋がっています。
いつか、そういうことがなくなる世の中を夢見ているがために、真逆の内容が出てきたのかなぁと話していました。
または、自分は絶対にそういうことはしないという思いが強過ぎる故でしょうか。