馬頭観音様は、行者に対して厳しい印象です。
一般の方には大変優しく、すぐに駆け付けて強大な力を発揮してくださいます。
適当なことをしてる行者に対しては、全くお応えくださらない。
お盆の激務で、略法(通常の拝み方ではなく、少し工程を省く拝み方)を数日厳修しました。
それもあってか、最近感応しにくい感覚があります。
ご祈願に対してのご利益は変わりないのですが、私に対して少し固い印象というイメージ。
実は、この時期の恒例という感じです。
毎年、お盆の時期は出張などで拝めない日もあれば、略法などで済ます日があります。
そうすると、なかなか私の問い掛けに対して冷たい態度を取られます。
かといって、ご祈願に対しては「それはそれ」という感じで、すぐに対応してくださる。
毎年、この時期にかかる前に「お盆の時期になりますので、少し略法になりますがご容赦ください」とお願いするのですが、その時はご理解してくださるような雰囲気を出されます。
しかし、その後は少し固くなります。
信者様に対してのご利益は変わりなく、強大で迅速なので良いのですが…。
正直なところ「だから、お伝えしたじゃないですか…」という思いはあります。
しかし、それが良いところですし、一生涯お仕えしたいと思えるところでもあります。