昨日書いた内容の続きですが、当庵では基本的に馬頭法という「馬頭観音様を供養する修法」でご祈祷をします。
普段から、馬頭観音様を拝むときも馬頭法を厳修していますが、これに祈願を入れていく感じです。
また、ご祈願の内容に応じて大般若理趣分というお経を使うこともあります。
600巻ある大般若経の中でも、最も強い力を持つと言われている578巻を使います。
まだまだ僧侶として若輩の私は、少しでもご祈祷の効果を底上げしようと色々模索しています。
師匠に相談したところ、大般若理趣分にあることをしてから作法を行うと力が増幅されると教わりました。
これがなかなか手間と時間がかかります。
その日、その時にやれば良いというものではなく、日々の積み重ねという感じです。
現状、完成度としては三分の一というところですが、それでも力は強まっているのを実感しています。
完全にやり切るまでには、まだ時間が必要です。
あと一年くらいで完成させたい。