毎月1日に、それまでお供えしていたものを下げて、新しいお供物に交換します。
また各尊の御縁日には、何か一品お供えします。
何でもいいのですが、不精進(動物性の品など)は避けています。
お酒は、仏様によっては可ですが、馬頭観音様とお地蔵様にはお供えしていません。
信者様やお参りの方から「お酒をお供えしてください」と受け取ることはあります。
これは、お供え致します。
米などの原料が採れて、今年もお酒が作れたことへの感謝だったり、ご利益で得た財を使ってのお供物ですから。
信者様方からの仏様への「こんなの出来ました!」や「こういうの買えました!」の報告の意味もあります。
前述しましたが、仏様によってはお酒を好まれる尊もいらっしゃいます。
当庵の仏様では、鎮宅霊符神様がお酒を好まれます。
毎月お酒をお供えしますが、月ごとにお酒の銘柄は変えるようにしています(数ヶ月サイクルでローテーションしています)。
果実系のお酒や中国酒がお好みです。
他にも、金木犀がお好きとのことですから、桂花陳酒だったり…季節の花に因んだお酒をお供えします。
日本酒でも問題ありません。
お参りに行かれるときは、そのお寺の仏様の好みを調べてお供えを準備するのも良いです。