真言宗 共生庵

人 動物 ペット 共生 平等利益 祈祷 供養 共生庵(きょうしょうあん)無断転載禁止

不思議なこと

昨日書いたように、本日は鎮宅霊符神様の降臨日。

いわばご縁日です。

 

馬頭観音様を拝んだあと、鎮宅霊符神様を丁寧に拝んでいました。

 

修法の中でお経を唱えて、真言をひたすら唱える場面があります。

そこでは、鎮宅霊符神様の複数ある真言を順番に唱えていきます。

 

修行道場時代には「目を閉じて唱えるな」と習いました。

色々理由はあります。

簡単なところでは「眠くなるから」です。

しかし、しっかりと集中出来ていれば眠くなることは断じてあり得ない。

その確信と自信があるので、私は目を閉じて唱えることが多くあります。

 

今回はたまたま目を開けて唱えていました。

 

鎮宅霊符神様の「根本真言」を唱えているときに、ふとお供えしている透明グラスに入った水が目に入りました。

グラスの中には6分目くらい水を入れています。

 

それが、こぼれんばかりに揺れている。

思わず地震かと思い、真言を止めてしまいました。

 

建物は揺れていない。

お供えのペットボトルのジュースや、御簾(みす)の房、天井から下がる装飾なども揺れていない。

 

グラスの水だけが激しく揺れていました。

 

その状況を飲み込むまで時間を要しました。

「え?何で?」と戸惑いました。

 

集中が切れると同時に水の揺れも収まりました。

その後、真言を再開してももう揺れません。

 

修法が終わってから、色々調べながら原因を考えていました。

 

鎮宅霊符神様には「玄武」という神獣が御眷属として関わっています。

この神獣、「水」の属性を司っています。

 

「もしかして喜んでくださっていた?」

「今回は目を開けてたから気付けたけど、毎回揺れてたのか?」

色々考えて、興奮していました。

 

とても不思議なことでした。

でも本当に起こったことです。