今日は午の日でした。
馬頭観音様にも縁のある日ですが、当庵では鎮守様である伏見稲荷大明神を供養する日としています。
眷属である狐様とともに法要を営み、丁重に供養しました。
狐といえば油揚げということで、午の日にお供えします。
油揚げは大豆が原料です。
結局のところ、畑の穀物の豊作を感謝するために畑で穫れた大豆に関する製品をお供えしていたのが起源です。
当庵の近くには、昔ながらの豆腐屋さんがあり、そこで毎月午の日には油揚げを購入してお供えしています。
特段、どなたかをお招きする訳でもないので、お下がりの油揚げは我々で有難く頂いております。
軽く炙って、大根おろしと醤油で頂いています。
月に一度の贅沢です。
こんな幸福を頂けることにも、伏見稲荷大明神様に感謝です。