仏様それぞれに、その仏様を表すシンボルマークがあります。
馬頭観音様は「馬口形(めくぎょう)」というのがシンボルマークです。
単純にいうと「馬の頭部(首から上)」です。
お地蔵様は「宝幢(ほうどう)」です。
棒の先端に如意宝珠がついていて、その棒に幢(はた)がついています。
因みに不動明王様なら「剣(利剣:りけん)」ですし、薬師如来は「薬壺(やっこ)」がシンボルマークです。
どれも、その仏様の力や性格などを象徴するものです。
結構、そのまんまというものが多いですが、中には少し捻って考えないと分かりにくいものもあります。
ご自分の信仰している仏様がいらっしゃる方は、このシンボルマークを覚えておくことをオススメします。
心にそれを想いながら、ご祈祷や普段のお参りなどされると、より仏様の力を受け取りやすくなります。